BD『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(特装限定版)』の事

『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』のBDがリリースになりました。
劇場での公開は今年の3月でしたので、BD発売まで凡そ9か月待ちました。
本来ならば劇場で観たかったのですけれど、当時の状況では劇場での鑑賞はリスクがあった様に感じられたので行かず仕舞い。
BDリリースまではじっと辛抱することに。
ネタバレを踏まない様にしてても、何となくお話の流れ的なモノが目に入ってくるのは仕方がないし、第3巻のジャケ絵が公開されれば次の対戦相手が何処になるのかは容易に判ってしまうのです(^^;)。

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という事で、第3巻のジャケ絵です。

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裏面の商品説明ですが、特典ディスク2枚の内容が第2話の時と同じぐらい多いですね。 

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ケースはBDサイズのトールケースで3枚組仕様!!!
本編ディスクと特典ディスク2枚の計3枚となっています。

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同梱特典のブックレット「鑑賞の手引き(3)」です。

で、本編ディスクの事。

兎に角、この第3話は密度が濃い。
前話から続きの知波単との対戦。
密林の中での追撃戦のテンポの速い試合展開に、観ていて何か疲れてしまいそう。
でも日本戦車がこれだけ頑張っているのは良いですね。
そしてえ他の高校間の対戦もしっかりと描かれるのも面白い。
大洗メインのお話だけかと思いきや、他校の試合もこんなにキッチリと出てくるとは嬉しいですね。
これでもかというくらい戦車が一杯出てくるので、戦車好きには堪らない流れです。
そして次の対戦はジャケ絵の通り継続高校戦。
ゲリラ戦を得意とするフィンランド的な戦車道にどう挑むのかと思いきや、いきなりのラストシーンで次に続く。
何とも期待を持たせる最後です。
それにしても、フィンランド軍ってこの作品まではあまり意識していなかったですね。
アバロンヒルのボードゲーム「独ソ戦」で地図の北端でソ連軍と睨み合っているのが自分のイメージだったりしたのですから。
自分の不見識を改めるきっかけになります。
いずれにせよ、第4話が早く観たいです。

音声特典のオーディオコメンタリーは2種類収録されています。

キャストコメンタリーは渕上 舞さん、瀬戸麻沙美さん、大空直美さん、米澤 円さん、七瀬亜深さん。
そしてもう一つはスタッフコメンタリーで監督の水島 努さん、軍事監修の田村尚也さん、3D監督の柳野啓一郎さん。
残念ながらこれまでの様なミリタリーコメンタリーが昨今の状況からか収録されていませんでした。
次巻には収録して欲しいですね。

 映像特典は本編ディスには新作OVA「ダイコン・ウォー!」「不肖・秋山優花里の戦車講座~ユニークな水陸両用戦車」「ノンクレジットED(第3話・OVA)」「PVCM集」。 そして2枚の特典ディスクにはイベントでの映像がこれでもかと云う位収録されています。 これ全部観てる人っているのかなと思うくらいの長さですね。

 といった感じのBD『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』。 BDで初見でしたけれど、次の第4話が気になります。 状況が許せば次は映画館に足を運んで観たいですね。

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BD『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(特装限定版)』の事

『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』のBDがリリースになりました。
公開が去年の6月という事で、第1話BDのリリースよりも間隔が少し空いた様です。
監督さんも色々と忙しい様でその影響なのでしょうか。
第2話も劇場には一度しか足を運んでいませんので、BDで何度も観れるのは良いですね。


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ジャケ絵は知波単のの西隊長と福田。

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裏面の商品説明ですが、特典ディスク2枚の内容が第1話の時よりも多くなりました。

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ケースはBDサイズのトールケースで3枚組仕様!!!
本編ディスクと特典ディスク2枚の計3枚となっています。


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同梱特典のブックレット。
「鑑賞の手引き(2)」には、キャラ設定や戦車紹介、インタビュー等が載っています。


で、本編ディスクの事。


大洗の反撃から始まる訳ですけれど、何とも面白い作戦ですね。
同じ国の戦車って似ている部分ありまけれど、それを思いつくのが大洗らしいのかな。
それにしてもARL44とかソミュアS35やルノーFTが派手に動き回るのは楽しいですね。
主人公チームよりも目立ってますしね。
そして2回戦の対戦相手は知波単学園。
九七式中戦車がジャングルの中で走り回るシーンを観れるなんて。
今までは何かマイナーな印象の戦車ですけれど、こんだけ動き回ると一気に格好良く見えてきます。
その上に特二式まで出てくるなんて。
早く第3話が観たい終わり方です。


音声特典のオーディオコメンタリーは2種類。
キャストコメンタリーは、渕上 舞さん、原 由実さん、津田美波さん、安済知佳さん。
そして自分的に一番聴きたいミリタリーコメンタリーには、鈴木貴昭氏、岡部いさく氏、田村尚也氏、吉川和篤氏、 齋木伸生氏、杉山 潔氏といった面々。
今回もマニアックな内容に聴き所が一杯のコメンタリーとなっています。
何か本編を見返すよりも、コメンタリーを聴き直す回数が多くなりそうです。


映像特典の事。
本編ディスクの方に収録されているのは新作OVA「タイヤキ・ウォー!」、「不肖・秋山優花里の戦車講座~栄光のフランス戦車編~」、1分ちょっとでわかる「ガールズ&パンツァー 最終章」第1話、ノンクレジットOP(第2話)、ノンクレジットED(第2話、OVA)、PVCM集。
新作OVAの方は第1話の裏話的なお話が何とも面白い出来でした。
こんな裏事情があったとは。
戦車講座はフランス戦車という事でマイナー扱いの戦車にもこんな歴史があったという内容ですね。


そして特典ディスクの方はイベント映像がこれでもかと思うほどの内容が収録となっています。
第1話のBDでも本編以上の尺で収録されていたイベント映像ですけれど、今回も凄い尺になっていますね。
全部のイベントに参加している様なマニアなファンもいるんでしょうね。


といった感じのBD『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』。
今回も一度では観きれないくらいのマニアックな情報が詰まった作品。
観れば観るほど細かな部分に目がいく作品です。


 

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BD『ヴイナス戦記』(特装限定版)の事

劇場公開の後、ビデオパッケージとLD(レーザーディスク)が発売され、DVDの発売を心待ちにしていた『ヴイナス戦記』が特装限定版BDとしてリリースされました。

LDの発売が1989年ですから、何と30年ぶりの国内版リリースですね。

随分と待たされました。

昔持っていたLDは偶々なのかメダカノイズが出てきて、どうしようかと思っている内に阪神淡路大震災でなくしてしまいました。

その後、北米版でDVDが出ていると知ってかなり前に買ってはみたものの、満足できる画質ではありませんでした。

その『ヴイナス戦記』が漸くBDでリリースとなったのですから、これは買うしかないです。

長い間、国内版DVDがリリースされなかったので、てっきり声優さん辺りの契約関係が原因かなと思っていたんですけど、安彦監督の意向だったとリリースに先駆けての記事で知りました。

そんな思いのある作品をこうしてBDで手元に置けるの嬉しいですね。

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外装BOXは安彦良和描き下ろしとなっています。

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BDサイズのインナーケースは劇場公開当時のイラストがジャケ絵となっています。

こちらに本編ディスクが1枚収められています。

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同梱特典は特製ブックレット(100P)と縮刷版のパンフレット(28P、抜粋版)。

ブックレットにはインタビューや解説が記載となっています。

 

で、本編ディスクの事。

画質はHDネガスキャン、リマスターという事なので、当然の様に綺麗です。

30年前の作品とは感じさせない画質といった印象です。

今どきのアニメの様にCGやデジタルが普及する前の作品ですけれど、丁寧に描きこまれた作画や背景が良い感じです。

安彦さんのキャラが好きな自分としては兎に角観ていて飽きない作品です。

最近TVでも放送されている「ガンダム THE ORIGIN」でもそうですけれど、安彦テイストが詰まった作品ですね。

 

音声はリニアPCM(ドルビーサラウンド)とDTS-HD Master Audio(4.0ch)の2種類。

映像特典は特報が2種類のみ。

残念ながらコメンタリーと云った音声特典は収録されていませんでした。

 

公開から30年。

漸く綺麗な画質で何度も繰り替えに観られる様になった今回のBDリリース。

長い間の引っ掛かりがようやく取れました。

 

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BD『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(特装限定版)』の事

昨年12月に公開された『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』のBDがリリースとなりましたので購入しました。
公開から約3ヶ月のリリースは早い方なのでしょう。
劇場には一度しか足を運んでいませんので、これで何度でも作品を堪能出来てなによりです。

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ジャケ絵は今回の対戦相手の隊長さんと西住殿。

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反対側には商品説明ですけれど、特典ディスクの内容がやたらと細かいです。

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ケースはBDサイズのトールケースで2枚組仕様。
本編ディスクと特典ディスクの2枚が収められています。

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同梱特典のブックレットは2冊。
「吉田玲子書き下ろし短編小説」と「鑑賞の手引き(1)」。
「鑑賞の手引き(1)」の方には、キャラ設定や戦車紹介、インタビュー等が載っています。

で、本編ディスクの事。
劇場で観たとは云え、再度見直しても楽しい作品ですね。
新たに加わったサメさんチームの面々を含めてもかなりの数のキャラクターが登場する訳ですけれど、そのどれもが良い感じにキチンと描かれている辺り、監督さんの采配の技量に感心します。
そして新たに登場する戦車。
ソミュアS35、ルノーFT、公開まで秘密であったマークⅣやARL44。
こんな戦車まで動いている所がアニメで見れるんだなと、何とも感慨深いですね。
それにしても、ARL44なんて何ともマイナー過ぎませんか?
そんな新しく登場した戦車を含めての対戦シーンは安定したテンポの良さと程よい緊張感。
1回戦で負けることは無いでしょうけど、続きの気になる終わり方ですね。

音声特典のオーディオコメンタリーは2種類。
ひとつは声優さんによるコメンタリーで、出演は渕上舞さん、佐倉綾音さん、米澤円さん、高森奈津美さん、大地葉さん、七瀬亜深さん。
サメさんチームの面々と西住隊長の楽しいトークとなっていました。
もう一つはガルパン恒例のミリタリーコメンタリーで、出演は鈴木貴昭さん、岡部いさくさん、田村尚也さん、齋木伸生さん、吉川和篤さん、杉山潔さん。
最初っから濃い話で突っ走っていきます。
本編映像に触れている時間の方が少ないコメンタリーですけれど、ミリタリ好きな人には凄く為になるトークです。

特典ディスクの事。
本編ディスクが47分収録に対して、特典ディスクは189分。
どっちが本編ディスクなんだと思わず突っ込みたくなる様な尺の差なんですけど……。
収録されているのは「秋山優花里の戦車講座~戦車の誕生編~」「杉山プロデューサーが行く ボービントン戦車博物館取材記① 」といったミリタリー好きの映像特典。
そして「『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話 劇場上映記念特番」「『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話 舞台挨拶」などの作品関連の映像。
さらに『ガルパン』らしい映像特典として「大洗町秋祭り2017」「第21回 大洗あんこう祭」「歴女チームin高知/坂本龍馬 書簡貸出セレモニー&トークショー with 劇場舞台挨拶」。
ミリタリ好きの自分としては「戦車講座」を一番に観たわけですけれど、これ全部見ると満腹になりそうなボリュームですね。

といった感じのBD『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』。
一度観ただけではすべてを把握しきれない位の映像情報が詰め込まれた作品ですので、BDでじっくりと時には静止させて楽しむのが一番かもしれません。
いずれにしても、一番気になるのは続きの第2話がいつ公開されるかという事でしょうか。

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BD『この世界の片隅に』(通常版)の事

昨年11月の公開からロングラン上映となっている『この世界の片隅に』のBDがリリースとなりました。
劇場に足を運んで大変良い作品だと思っていましたので予約購入となりまいた。
自分的には気に入った映画ですので、限定版でもよかったのですけれど、とりあえずは通常版で。

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通常版は本編ディスクと8Pブックレットのシンプルな構成です。
音声仕様はドルビーTrueHD(5.1ch)とリニアPCM(ステレオ)の2種類。
それと日本語字幕も表示される様になっていますので、劇中での当時の用語とか地名が判りやすくて視聴の助けになります。
時代ドラマって意外に難しい言い回しがあるので、字幕表示があると嬉しいですね。

音声特典はオーディオコメンタリーが2種類。
解説編は、片渕須直監督、アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏、アニメ評論家の藤津亮太氏。
キャスト編は、片渕須直監督、黒村径子役の尾身美詞さん、浦野すみ役の潘めぐみさん、北條サン役の新谷真弓さんのトークとなっています。

映像特典はパイロットフィルム、•クラウドファンディング支援者イベント版冒頭エピソード「冬の記憶」、特報、劇場予告編、TV SPOT集、すずさんのありがとう、ノンクレジットエンディングが収録となっています。

で、本編を早速に視聴。
劇場では観た時よりもテンポ良く観られた印象。
やはり2度目の視聴は心構えが出来てますからね。

それにしても、当時の風景を再現するためにかなり細かく調べられたとの事ですけれど、初見では気がつかない様な所まで描写か細かいといった印象です。
これは見返す度に新しい発見がある作品になりそうです。

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BD『君の名は。(スタンダード・エディション)』の事

昨年公開され大ヒットした『君の名は。』のBDを購入しました。
劇場では見ていない作品でしたので、スタンダード・エディション版での購入です。

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特典ディスクが同梱されているコレクターズ・エディションやスペシャル・エディションと違って、BDサイズのケースにBD本編ディスクのシンプルな構成です。
本編映像の他には、映像特典として「映画公開記念特番」「英語主題歌版本編」「プロモ映像集」「新海誠監督フィルモグラフィ」が収録となっていました。

で、さっそく本編を視聴してみました。
やはり、大ヒットした作品だけあって面白いし、よく出来た作品ですね。
ネタばれを避けてきたので、一気に最後まで見終わることが出来ました。
映像美と音楽の使い方が、これまでの新海監督の作品と通じているような印象です。
何度も見返したくなるような作品でした。

自分は初見なのでスタンダード・エディションを買ったけれど、深く掘り下げて楽しみたい人ならば特典ディスクの含まれたスペシャル・エディションを買ってみるものいいかもしれませんね。

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BD『幼女戦記』第3巻の事

『幼女戦記』のBD第3巻がリリースとなりました。
各巻4話収録なので、今巻で最終巻です。
購入期間が比較的短いというのは、買う側のモチベーションが落ちないのでありがたいですね。

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第3巻のアウターケースはキャラクター原案・篠月しのぶ氏の描き下ろしイラストのジャケ絵です。

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本編ディスクを収納しているデジパックです。
キャラクターデザインの細越裕治氏の描き下ろしイラストのジャケ絵となっています。

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デジパックには本編ディスクと特典のサントラCDが収められています。
サントラCDを単品売りでなくて、同梱してくれるのは嬉しいですね。

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同梱特典のコミカライズ・東條チカ氏描き下ろし漫画とスペシャルブックレットです。
ブックレットには監督による各話解説とキャラ設定が載っています。

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そして、初回特典の全巻収納BOXです。
デグレチャフ少佐の雰囲気が何とも良い感じです。
こういった収納BOXを特典としてつけてくれるのは、全部購入するための動機づけには一番ですね。

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で、こちらが反対側。
何でしょうか、この可憐な女の子は。
もう一方に描かれている女の子と同じ人物だとは思えません(゚▽゚*)

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これって宣伝用に軍の広報に撮影されたモノだったりして。

で、本編ディスクの事。
収録されているのは第9話「前進準備」、第10話「勝利への道」、第11話「抵抗者」、第12話「勝利の使い方」の4本。
第2巻の時にも書きましたけれど、前半総集編の第6.5話「戦況報告」は未収録でした。
まあ無くても流れ的には問題ないとはいえ、少し残念。

西方戦線の終結に向けて動き出す第9話。
陽動作戦とは言っても、過酷な戦闘が続く魔道大隊です。
さらにV1ロケットでの強襲作戦という、とんでもない指令。
あの科学者が一枚噛めばこうなりますよね……。
TV放送と違って、音声が2.1ch収録仕様なので重低音の迫力ある戦闘シーンは良い感じです。
音量をセリフに合わせていると、いきなり重砲の射撃音になると吃驚するので要注意。

第10話は敵をせん滅するための回転ドア作戦が描かれます。
フランス電撃戦をモチーフにして、それを上手い具合に作品に落とし込んで描いてますね。
雰囲気的に第一次大戦の雰囲気かと思っていれば、電撃戦に使用される戦車がⅢ号戦車なのが何とも……。
まあ、スピードが必要な作戦ですからね。

第11話はリベンジに燃えるアンソンさんとターニャの戦闘シーンが凄いです。
兎に角格好の良くて迫力のある戦闘です。
今風のSFアニメの戦闘シーンとは違って、銃器を撃ち合っている所なんかは、どちらかというとレシプロ機による空中戦を想起させますね。

そして、戦争終結の目論見が崩れ去っていくのを解っていながら、何も出来ないデグレチャフ少佐の心情が描かれる第12話。
一介の軍人では大勢に影響を及ぼすことなど出来ないんすよね。
その辺りが、この『幼女戦記』の物語としての面白い所です。

映像特典はぷちキャラアニメ「ようじょしぇんき」(#09~#12)、WEB予告(第9話~第12話)が収録となっていました。

音声特典は第11話と第12話のオーディオコメンタリー。
今回のコメンタリーは監督の上村 泰さん、副監督の春藤佳奈さん、サブキャラデザイン等の谷口宏美さんという製作スタッフのお三方。
声優さんのコメンタリーと違って、製作スタッフのコメンタリーはこれはこれで面白いですね。
終盤の修羅場の大変さが伝わってきそうです。

といった感じの『幼女戦記』のBD第3巻。
戦争を描いたアニメとしては、出色の出来栄えの印象の作品です。
原作がシッカリしているんでしょうけれど、それを実に良い感じでアニメに落とし込んだのでしょうね。
そして、塹壕戦を含めて古い時代の埃っぽい戦場の様子が良い感じで描かれていました。
これは、是非とも2期に期待をしたいですね。


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BD『幼女戦記』第2巻の事

『幼女戦記』のBD第2巻がリリースとなりましたので購入しました。

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第2巻のアウターケースのジャケ絵第1巻に続きはキャラクター原案・篠月しのぶ氏の描き下ろしイラストです。
迫力のある目つきが何か怖いです。

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本編ディスクを収納しているデジパックは、キャラクターデザインの細越裕治氏の描き下ろしイラストのジャケ絵となっています。
ヴィーシャの背景にフォークとスプーンが描かれているのが何とも……。

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デジパックには本編ディスクと特典CDが収められています。
特典CDにはオーディオドラマが収録となっていました。

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同梱特典はコミカライズ・東條チカ氏描き下ろし漫画、スペシャルブックレットです。
ブックレットにはキャラ設定や背景美術が載っています。

で、本編ディスクの事。
収録されているのは第5話「はじまりの大隊」、第6話「狂気の幕開け」、第7話「フィヨルドの攻防」、第8話「火の試練」の4本。
TV放送の時に特番として放送された第6.5話「戦況報告」は未収録です。
個人的にはこの辺は映像特典を期待していたのですが、今のところは最終巻にも収録予定の記載がないので未収録のまま終わるのかな。
TV録画分は貴重になりそう。

主人公の思惑なぞどこ吹く風といった状況でを203大隊の錬成が描かれる第5話。
初陣のダキア公国との一方的な戦闘シーンの描写が細かいですね。
CGで描かれるワラワラと動きまわる敵兵が何とも……。
そして幼女による宣誓シーンがこの話数の一番のポイントでしょう。

そして第6話、第7話で北方戦線、第8話ではライン戦線と203大隊は馬車馬の様にこき使われています。
本来なら火消し的に戦線で使われそうな部隊ですけれど、優秀な部隊ってのは優先して投入されるんですね。
それにしても、泥臭そうなイメージの戦争描写と、スピード感のある魔法戦描写のバランスが良いですね。
効果音も重い低音の響きが迫力を増してくれています。
第6話の爆撃機との交戦シーンや、第7話の艦砲射撃のシーンなどはTV放送よりも音量が大きめに収録されているのか、観ていて圧倒されそうな印象です。
と、思ったら音声は2.1chで収録されているんですね。
てっきり一般的なステレオ音声だとばかり。
確かに重低音が響いてくるわけです。
願わくば某ガルパンの様に、これにも5.1chの音声が収録されていたらいう事ないのですけど。

映像特典はぷちキャラアニメ「ようじょしぇんき」(#05~#08)、PV映像各種、WEB予告(第5話~第8話)が収録となっていました。
PV映像までキチンと収録してくれるのは嬉しいですね。
残念ながら第8話のノンクレジットEDは未収録です。

音声特典は第5話と第8話のオーディオコメンタリー。
今回登場されているのは、悠木碧さんと三木眞一郎さんのお二方。
楽しいコメンタリーなので、これが全4話分聞けたらなと思います。

といった感じの『幼女戦記』のBD第2巻。
4話収録で全3巻なので次で最終巻と意外に早いリリース。
集める方としては、放送終了から間が開かないのは、購入に対するモチベーションが高いままで続けられるので嬉しいです。

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BD『OVA ハイスクール・フリート』の事

TVシリーズのBD発売終了から半年。
『ハイスクール・フリート』のOVAがリリースとなりました。
3月にBSでOVAの前半が放送されましたので、やはり後半部分を観なければと購入しました。

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身蓋式BOXのジャケ絵は中村直人描き下ろしです。
このジャケ絵ですけど、5/23現在のHPに掲載されているイラストとは背景が違っているんですね。
ストーリー内容に絡んでくるからかな。
【追記】5/24時点ではHPのイラストもBDジャケ絵と同じになっていました。

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中味はTVシリーズ同様に、DVDサイズのアマレーケースと鈴木貴昭監修特製のブックレットです。
そして、ブックレットに挟み込み形で新規3種類とランダムで3種類のSDキャラシールの特典が付いています。
それにしても、SDキャラシールをコンプした人っているのでしょうか。

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アマレーケースには本編ディスクと特典CD。
特典CDには主計科オリジナルドラマ と西崎芽依キャラクターソングCD が収録されています。

で、本編ディスクの事。
収録されているのはOVA前編「納沙幸子がピンチ!」、後編「納沙幸子もピンチ?!」の2本。
TVシリーズ最終回の後日談のエピソード。
納沙幸子を中心に据えて「晴風」乗員たちとの休日風景が何とも楽しい展開です。
今まで出番の少なかったキャラクター達もシッカリとセリフがある辺りが如何にもOVAらしいです。
晴風クラスの解散の噂を巡ってのお話の流れが定番とは云え、その間に個性的なキャラクターの遣り取りが良いですね。
本当、本編中にこうした彼女たちを描いてほしかったです。
ラストはネタばれをしないように書きませんが、更なる続きを期待させるようなシーンですね。

音声特典はオーディオコメンタリー。
OVA前編は今回の主役・納沙幸子役の黒瀬ゆうこさん、そして山下七海さん、藤田 茜さん、鶴岡聡さん、鈴木貴昭さん。
後編は監督の信田ユウさん、脚本の岡田邦彦さん、そして黒瀬ゆうこさん、鶴岡聡さん、鈴木貴昭さん。
今回も楽しげな内容のコメンタリーとなっています。

といった感じのBD『OVA ハイスクール・フリート』。
陸に上がったキャラクターたちの楽しい日常を堪能できた作品でした。
今後は是非ともTVシリーズ2期とか劇場版とかの続編をお願いしたいですね。

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「晴風」ではないけれど、モデルとなった「陽炎」を素直に作ってみました。

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BD『幼女戦記』第1巻の事

今年の1月から放送された『幼女戦記』のBDがリリースとなりました。
ミリタリ好きなので購入しました。

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第1巻のアウターケースのジャケ絵はキャラクター原案・篠月しのぶ氏の描き下ろしイラストです。
原作絵のイラストのジャケ絵だけに迫力を感じさせますね。

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こちらは本編ディスクを収納しているデジパックで、キャラクターデザインの細越裕治氏の描き下ろしイラストのジャケ絵となっています。

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同梱特典の原作者カルロ・ゼン氏書き下ろし小説、コミカライズ・東條チカ氏描き下ろし漫画、スペシャルブックレットです。
ブックレットには各話紹介、キャラ紹介、原作者インタビューが掲載されています。

収録されているのは第1話「ラインの悪魔」、第2話「プロローグ」、第3話「神がそれを望まれる」、第4話「キャンパス・ライフ」の4本。

冒頭から展開される泥臭い塹壕戦と空駆ける魔導士が印象的な第1話。
鉄条網の張り巡らされた風景は第一次大戦を想起させますね。
スピーディーな戦闘シーンでけではなく、重砲の砲撃や歩兵による一斉突撃の描写の組み合わせが良い感じです。

第2話は原作の冒頭部分をここで描く、少しばかり変則的な展開ですけど流れ的には正解何でしょうね。
主人公の中身を1話で見せるか2話で見せるかでは、大分と印象が変わるかもしれません。

第3話はマッドサイエンティストと主人公の遣り取りが大変面白いです。
まあ科学者ってのはこうじゃないとね。
でも被験者の主人公はたまったもんじゃないですけど。

軍大学での日常と、軍幹部との遣り取りが面白い第4話。
参謀本部とコネをと目論んだ結果が、とんでもない方向に向かう遣り取りが何とも。
「芸は身を助ける」筈なんですけど、逆に選択肢を狭める時代なんです。

映像特典はぷちキャラアニメ「ようじょしぇんき」(#00~#04)、ノンクレジットOPとED、WEB予告(第1話~第4話)が収録されています。
「ようじょしぇんき」はWEBで期間限定で公開されただけに、こうしてきちんと収録されるのは嬉しいですね。

音声特典として収録されるのはオーディオコメンタリー。
今回登場されているのは、悠木碧さんと早見沙織さんのお二方。
色々と楽しいトークを聴かせてくれています。
ただコメンタリーは第2話と第4話のみなので、収録全部でないのが残念です。

といった感じの『幼女戦記』のBD第1巻。
最近はBDのリリースで、収録話数が多い作品が増えてきた印象。
この『幼女戦記』でも各4話収録で全3巻のリリース予定。
2話収録で全6巻集めるよりは、少ない巻数で早く揃えられるので個人的にはありがたいです。

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