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2005.09.19

『ヒトラー~最後の12日間~』

近くの劇場では今週で公開が終わると知ったので急ぎ見てきた。
祝日という事もあってか満席の状態で、結構若い女性が多くて少し驚いた。
この種の映画では客層がマニアっぽい人か年配だと思っていたのがその理由。
しかし彼女たちは映画に描かれる当時の状況をどの位知っているのだろうか。
ドイツ映画だからドイツ人なら当然の知っている事は劇中での説明は期待できない。
ヒトラーやエヴァの名前を知っている程度で見に来たのなら、勿体無い気がする。

それにしても、非常に重たい作品といった印象の映画であった。
ベルリン陥落の数日間に絞ったドラマなので当たり前といえばそれまでだが。
戦争遂行に関わった指導者たちの最後は見ていて、ある意味悲壮な感じであった。
とはいえ、彼らが行った残虐な戦争行為は描写されていない。
その為に指導者たちが悲劇の登場人物の様に描かれているのが残念。
だが、原作がヒトラーの秘書の目を通して書かれたモノなのだから仕方が無いのだろう。

戦争映画としてみると地味な感じがするが、緊張感のある作りの印象。
砲撃の着弾の瞬間や、地下壕内部の地響きや電球の明滅。
登場するAFVはSdkfz251もどき、タイガー1型もどきやT-34/85程度だが戦闘シーンはメインでは無い。
軍装に関しては降伏間際のベルリンらしく雑多な兵士が多く登場していた。

死なねばならない状況に置かれた時、人は如何するべきなのか。
また、それを見ていなければならない者は如何すればいいのか。
いずれにせよ、色々と考えさせられる作品である事は確かであった。

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